最近の私は、Webマーケティング全般の提案をする機会が多く、
広告メニューやツールなど、一つ一つの細かい説明をするケースが徐々に少なくなってきている。
どちらかというと、大きなご提案をさせて頂いたり、新しく考えたアイディア(企画)を
ご提案させて頂くことが多くなってきている。
今回はWeb業界に身を置く営業として、プレゼン中に意識している4つのポイントについて
まとめてみた。
■プレゼン中に意識している4つのポイント
1.自分がプレゼンしている内容を聞いてもらう工夫
2.複数人の注意をこちらに向ける工夫
3.プレゼン中に相手に問いかけてみる
4.時にはプレゼン側のメンバーに問いかけてみる
1.自分がプレゼンしている内容を聞いてもらう工夫
皆さんも経験したことがあるだろう。
資料を配布した途端、こちらの説明も聞かずに、ドンドン資料をめくられ、
せっかく考えた企画や大事な費用のところを先に見られてしまうことが。。
これは相手がいる以上、仕方がないのですが、出来ればせっかくプレゼンをしている自分の話を
今まさに聞いてほしいと思いますよね。私もそうです。
自分のプレゼンを聞いてもらうために、いろいろと細かい工夫をしているので、
今回はいくつかお伝えしたいと思います。
a.例え話をする
b.伝えたいポイント/個所を具体的に示す
c.資料に書いてある文言をそのまま読み上げる
a.例え話をする
⇒とある企画を立てたり、マーケティング的にいろいろと紐解いて
その企画の理論的根拠を立案したりしますよね?
あまり堅い話をしていると、相手は寝ます・・・それか違うところを読んでいます・・・
そういう時は、出来得る限り、たとえ話をしてこちらに気を引かせます。
b.伝えたいポイント/個所を具体的に示す
⇒資料の工夫がとても重要なので、資料作成のエッセンスをここではコメント致しませんが
伝えたいポイントを大きく記載したり、赤で囲ってあるところなどは
「ここです!!」と言わんばかりに大きくお伝えします。
c.資料に書いてある文言をそのまま読み上げる
⇒あえて資料に書いてある文言をそのまま読み上げて、大きな声で自信をもって
プレゼンします。
よく、資料に書いてあることを読み上げず、違う表現だったり、結論とは異なる
周辺の内容を、コンコンと語る人がいます。
相手はせっかく資料に書いてある文言を読んでいるのに、違う話をされると
どうやら頭に入ってらっしゃらないのではと感じるシーンが多々あります。
出来れば、複数人座っている相手に対し、皆さんの顔を見ながら、堂々と資料の文言を
まず最初に読み上げるようにしています。
2.複数人の注意をこちらに向ける工夫
プレゼンする相手が一人ということはあまりないですよね。
4~5人だったり、時には10人以上だったり。
プレゼンのケースにより誰にプレゼンするか!?というのはとても重要な情報です。
ただ、決定賢者だけに向かってプレゼンしても、現場担当者とのやり取りが重要だったり
複数部署の方で業者を決定されるケースなどを想定すると、複数人の注意をこちらに向ける
工夫を出来るようにしておいた方が得策だと感じている。
a.プレゼン資料を持ち上げ、皆さんのこちらに向かせる
b.ボディランゲージを多用する
c.見ているページが違っていたら、「〇ページ」ですと問いかける
a.プレゼン資料を持ち上げ、皆さんのこちらに向かせる
⇒今まさに伝えたい、大事なポイントや企画内容をお伝えするときに
自分の資料を顔の横に持ち上げ、自分の指で「ここ!」と言わんばかりに
相手に見てもらう作戦
これは多用することが出来ないですが、企画内容に注視してもらうだけではなく
自分たちの想いを表現するという副次的効果もある気がしています。
b.ボディランゲージを多用する
⇒ご存じだと思いますが、人は言葉よりも相手の表情や身振り手振りの
周辺情報で理解をしているといわれています。
淡々と提案書を読み上げ、相手の反応も見ずに自分の資料に目を落として
ひたすら説明する営業って、聞いていて疲れますし、あいては寝ちゃいます。。
せっかく魅力のある企画を立案したとしても、相手に伝わらないってことにも
つながり兼ねません!
c.見ているページが違っていたら、「〇ページ」ですと問いかける
⇒どうしてもキーマンに目が向いてしまったり、ちょっと偉い方が出てきてしまうと
その方にばかり目を向いてしまい、脇に座ってらっしゃる現場キーマンに
目がいかなかったり。
見ているページが異なっている方がいたり、プレゼン内容についてこなかったり
されているケースが見受けられた際には、私は遠慮せずに
「○○さん、今ご説明しているのは〇ページですよ」
と遠慮なく問いかけます。
せっかくお越し頂いているので、是非ともみなさん同じタイミングで
お聞きいただきたいです。
3.プレゼン中に相手に問いかけてみる
前述の1.2.でいろいろやっても、「場の空気」というものがあって
中々緊張感ただようプレゼンが続く時ってありますよね。
そういう時は、プレゼン資料の途中でころあいが良いタイミングで
僕は相手に話しかけちゃいます。
話すといっても雑談をするのではなく、ご提案している詳細企画内容だったり
マーケット情報の説明想定ターゲットについてプレゼンしている時などに、
「みなさんならどうですか?」という内容を問いかけます。
「ケータイのECサイトで購入します!?」
「家を買う時に誰の話を信用しましたか?」
「車運転して〇〇があったらどう思います?」
実はこういう問いかけをすることによって、皆さんの注意をひいたり
寝そうな人を起こす(笑)効果があったりしますが、
今まさに目の前にいる業界のご担当者様それぞれのインサイトが
分かったり、判断基準となる主観を引き出すことが可能なのです!!
あまり場の空気が砕けすぎないように、営業力でうまく会話に持ち込んでいきます。
4.時にはプレゼン側のメンバーに問いかけてみる
私は、前述3.に続いて、両脇に座っているプレゼンメンバーにも問いかけてみたりします。
「確か、〇〇さんって車乗るの大好きなんだよね」
「そういえばこの間ケータイのECサイトで10万くらい買ってたよね」
などと、3.にちなんだ内容を自社の人間に問いかけたり、あえてプライベートネタを
仕事に連動させ、プレゼンしていないメンバーのキャラクターを相手に教えてしまうという
究極の会話をしてしまいます。
こういう会話をすると、お客様複数人⇔プレゼンテーター1人という構図から
一気に、お客様複数人⇔プレゼンメンバー全員という構図に変わり、一体感を作り出せると
思っています!
あと、営業が企画書を作るケースもありますが、プランニングをしてくれたり
具体的なデザインラフ案を考えてくれたりするメンバーが同席してくれるケースも多々あります。
大きな提案になればなるほど、プレゼンの当日はほぼ徹夜・・・になる事が多く
同席してくれるメンバーが睡魔と闘っているケースもあるのです。
そういうメンバーが、もしクライアントの前でウトウトしていたら大変ですよね!?
同席メンバーもプレゼンしている自分と同じ気持ちでいるかどうか、時に相手だけではなく
身内にも気を配る必要があるのです。
以上、私がプレゼンをしているときにどういう事に気を付けているかをまとめてみました。
偉い人だけではなく、現場の若い方だって、お客様の組織の中では重要なプロジェクトメンバー。
プレゼンしている営業が生き生きと自信をもってプレゼンしてくると好意的に
感じていただけると思います。
ましてや自分がされて嫌なことは相手だって嫌なはず。
せっかく時を同じくして1時間~2時間という貴重な場を共有しているのであれば
そこを最大に良い場にするために、営業は本番しっかり意識してプレゼンする必要があると
常に思っています。
最後に。
あくまでもプレゼンはご提案をさせて頂く場であって、そこに至るプロセスが重要だと思っています。
つまり提案のその日にぶっつけ本番でいっても、上手くいくわけがない。
いかに当日までに様々なことを想定し、準備をしまくったかが重要であり
そこがお客様に伝わっていくんだろうなーと常々感じています。